タイヤの寿命は、一般的に3万km~4万kmと言われております。
前輪駆動や後輪駆動や四輪駆動
エンジンの搭載位置が前or後
あとは、タイヤの性能の差など・・・
車によって前輪と後輪で磨耗の進行具合が大きく違います。
タイヤを同じ位置のまま長い期間使用していると、摩耗の進行具合が違ったり偏摩耗を起こしてしまいます。
それらを防ぐ為には、定期的にローテーションを行なわなければいけません。
ローテーションを定期的に行うとタイヤの寿命が大きく延びるので、定期的なローテーションをおススメします。
◎基本的な知識
現代の車はFF車(前輪駆動車)が大半を占めています。
2,000cc以下の車では殆どFF車となっております。
FF車はフロントタイヤにエンジンの駆動力と操舵力、更にはコーナリング時の力も加わるのでリヤに比べて摩耗が激しい傾向となります。
ですから、FF車では特に定期的なローテンションが必須となります。
ローテーションの目安は、5千km~1万km毎がオススメです。
◎タイヤローテーションの方法
ローテーションの作業は、車屋さんやタイヤ屋さんなどに依頼すれば30分程で行ってもらえます。
その費用は2千円~3千円程度です。
その作業代を節約したいというのであれば、ご自分でされるという手もあると思います。
タイヤをローテーションする際は、片側2輪を同時に上げた状態での作業となります。
慣れていない人は、お店に依頼するのが良いと思います。
写真の様に、スペアタイヤも含め5本のタイヤサイズが同じ場合もあります。
その場合は、5本全てでローテーションさせる手もあります。
◎ローテーション出来ない車もあるの?
タイヤのサイズが前後で異なる車種は、タイヤのローテーションができません。
他にも・・・
{非対称パターンのタイヤ}
{方向性パターンタイヤ}
{左右が決められているタイヤ}
など、上記の車両の場合はローテーションが出来ないのでご注意下さい。
◎総括
タイヤのローテーションを定期的に行うことによって、タイヤの寿命を延ばし節約に繋がります。
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