今回は、今話題のエコカーについて一緒に勉強していきましょう(^_^)
皆様で一番身近なエコカーといえば、プリウスやアクアなどのハイブリットカーだと思います。
実は、世の中にはエコカーは大きく分けて8種類もあるのですよ~。
・ハイブリット車
・電気自動車
・プラグインハイブリット車
・クリーンディーゼル車
・天然ガス車
・LPG車
・燃料電池車
・メタノール車
これらとなります。
それでは、それぞれ解説していきたいと思います。
◎ハイブリット車
ハイブリット車とは、ガソリンエンジンと電気モーターとの組み合わせで走る車の事です。
ガソリンエンジンと電気モーターのそれぞれの長所を生かし、燃費の向上と排出ガスの低減の両立を可能にした車です。
所有者への経済的負担の低減はもちろん、環境対策も実現しています。
◎電気自動車
充電池に蓄えた電気エネルギーによって走るのが電気自動車です。
その為、排気ガスは一切排出されません。
今現在、電気自動車の電池の性能はまだまだで、1回の充電で走行出来る距離が短い(殆どが200km以下)のが難点です。
それにまだまだ車両価格が高価で、その差額を回収する為には最低でも10年以上は掛かる(使用状況によっては何十年と掛かる)状況です。
走行距離は電池の性能で大きく変わり、電池自体の価格も高価です。
メンテナンス費用の中にこの電池交換費用も頭に入れておかないといけません(何十万円と掛かる)。
今は技術も進んできて、家庭の100Vでも充電出来る車も出てきました。
◎プラグインハイブリット車
ハイブリット車のバッテリーを大型化して、家庭用の100V電源からも充電出来る車です。
短距離の利用に限定となりますが、燃料は必要ありません。
大型化されたバッテリーの分だけ、メンテナンス代が高価となります。
◎クリーンディーゼル車
海外ではもう10年以上も前から普及している車です。
日本はマツダ車を中心に近年注目されてきました。
弱点とされていた排気ガス中の有毒物質を激減させた、新世代のディーゼルエンジン車です。
燃費が良くて走りも良いという、魅力的な車といえます。
まだまだ出て間もない為に、技術や機械が高価で車両価格も割高となります。
◎天然ガス車
天然ガスを利用する事によって走行する自動車です。
世界各国で利用されている天然ガスは、殆どがCNGタイプ(天然ガスを気体のまま高圧で容器に貯蔵するタイプ)となり、日本も同じCNGタイプとなります。
天然ガス車には{ガソリンエンジンタイプ}と{ディーゼルエンジンタイプ}があります。
NOx・HC・CO・SOx・PMなどの有害物質が殆ど排出されないので、排気ガスが非常にクリーンです。
1回の補給による航続距離も技術の進歩により、通常のガソリン車とあまり変わらない程度になりました。
ガスというと安全面で心配な方もいらっしゃると思います。
当然安全装置も取り付けられており、衝突しても破損しない場所に取り付けられています。
ガス漏れの対策も当然施されているので、安心できます。
◎LPG車
LPG車とは、液化石油ガスを燃料とした車の事です。
皆様もご存知のタクシーは、殆どがLPG車です。
エンジンの出力は低いですが、給油代は安価です。
NOx・HC・PM・CO2の排出量も非常に少ないです。
LPG車はエンジン音も静かで、振動も少ないのが魅力です。
給油スタンドも全国で約2,000ヶ所。
遠出でも比較的安心して使える車といえます。
◎燃料電池自動車
水を酸素と水素に分解する電気分解とは逆で、水素を酸素を化学反応させて電気を発生させています。
ですから、排出されるのは水となるので排気ガスの問題がありません。
水素が燃料となるので、燃料補給の場所が限られています。
今現在では補給の施設整備も整ってないので、遠方に行く際には注意が必要です。
◎メタノール車
メタノールを燃料にしている車です。
メタノールのみを燃料とするタイプと、メタノールとガソリンを混合とするタイプの2通りがあります。
メタノール車は、{ガソリンエンジンタイプ}と{ディーゼルエンジンタイプ}があります。
どちらのタイプも有害物質の排出が少ない(もしくは出ない)のがポイントです。
メタノールは発熱量が少ないので、ガソリン車やディーゼル車に比べると同容量に対しての航続距離が短くなります。
その為、航続距離を延ばす為には燃料タンクを大きくする必要があり、重量が増してしまいます。
メタノール燃料は、各地にあるメタノールの供給施設やエコステーションで補給が出来ます。
エコステーションでは、電気自動車・天然ガス車・LPG車の燃料補給も出来る様になっています。
◎総括
技術の進歩により、様々な車が世の中に出てきました。
更なる進歩によって、まだまだ便利で快適な時代が来そうですね。
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