車に必ず必要な物の一つに、バッテリーがあります。
バッテリーが無い(ダメ)と車の様々な電装品が使えないですし、何よりも車のエンジンも掛かりません。
そんな、車にとって重要であるバッテリーについての勉強をしておきましょう。
◎バッテリーの液量
バッテリーの本体にはバッテリー液が入っています。
この液量をこまめに点検し補充していると、バッテリーの寿命も長くなります。
液量は、バッテリーの側面にあるこの目盛りで判断する事が出来ます。
側面には{UPPER LEVEL}{LOWER LEVEL}と書いています。
バッテリーは6つの層で出来ています。
側面から確認して、6つの層の全ての液量が範囲内でないといけません。
どれかの層でも範囲内に無ければ、補充する必要があります。
液の量は{UPPER LEVEL}のわずかに下を目安にすると良いでしょう。
{UPPER LEVEL}を越してしまうと液が噴き出したりする危険がありますので、気を付けて下さい。
◎バッテリーの交換時期
バッテリーの寿命は、バッテリー上がりなどを起こさないと判断出来ない場合が多いです。
バッテリーの寿命は一般的に2~3年といわれております。
しかし、車の使い方やバッテリーの性能差によって寿命は大きく変わってきます。
きちんとメンテナンスしていれば、5年や6年どころか10年もつ場合もあります。
バッテリー上がりは突然起こる場合があります。
前日までは普通に乗れていたのに、翌朝に起きて出勤しようと思ったらエンジンが掛からないなんて事もありえるのです。
特に気温の低い時期は、そのトラブルが多いのです。
そういった時もですが、遠方にドライブに行った際に出先で突然のバッテリー上がりは避けたいですよね。
そういった事を防ぐ為にも、出来れば一般的な寿命の時期を目安に定期的な交換をおススメします。
◎バッテリーの規格
バッテリーは様々な規格があります。
外寸もそうですが、端子の位置やバッテリー自体の性能の違いも大きくあります。
画像のこの数字とアルファベットがそれになります。
画像を参考にすると、下記の様になります。
40→性能表示
【性能表示の数字が大きいほどに、バッテリーの性能が高いです。】
B→端子
【BとDがあり、端子の形状とバッテリー本体の縦幅によって変わります。】
19→本体サイズ(横幅)
【バッテリー本体の横幅をcmで表示しています。】
L=端子の位置
【端子の位置を表しており、画像のLの他にRがあります。】
性能表示の数字は大きい方が性能が高いので良いですが、他の【端子・本体サイズ・端子の位置】は同じ物にしないと、車に取り付ける事が出来なくなる可能性もありますので注意が必要です。
◎バッテリーの寿命の判断基準
「バッテリーを定期的に交換するのは勿体無い」
「まだ使えそうなのに・・・」
こう思う人が殆どだと思います。
そんな場合は、点検などをこまめに行う様にしましょう。
バッテリーが弱ってくると、少し気に掛けていれば何となく気付くと思います。
・エンジンの掛かりが悪い
・ヘッドライトが何となく暗くなった気がする
・ワイパーの動きが遅くなった様な・・・
などです。
ガソリンスタンドやカー用品店に行くと、点検もしてもらえます。
バッテリーによってはバッテリー自体にインジケーターが付いていて、バッテリーの状態が分かる様になっています。
◎バッテリーの交換
バッテリーは、色々な所で売っています。
・ガソリンスタンド
・カ-用品店
・自動車ディーラー
・自動車修理工場
・ホームセンター
交換は自分でも簡単に行う事が出来ます。
大半の車は10mmのスパナだけで交換出来ます。
車によってはプラスドライバーやマイナスドライバーが必要になる場合もあります。
交換の手順は下記の通りです。
①マイナス端子を外す。
②プラス端子を外す。
③バッテリーを入れ替える。
③プラス端子を取り付ける。
④マイナス端子を取り付ける。
この順番で取り付けないと、ショートや最悪バッテリーの爆発などの危険がありますので気を付けて下さい。
しかし、バッテリーの交換をした事無い人は不安もあると思います。
そんな場合は、上記の購入先であれば交換を受け付けてくれると思いますのでお店の方に相談してみましょう。
◎総括
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