今回はエンジンの出力について勉強していきましょう(^^♪
車のカタログに性能が記載されているのを見た事があると思います。
写真は、現行ポルシェカイエンのGTSモデル
特に、エンジンの性能を気にする方だと{最高出力}と{最大トルク}に注目すると思います。
最高出力=持久力
最大トルク=瞬発力
分かり易い表現でいうと、こうなります。
決められた時間内に、重い荷物を遠くまでどれだけ運べるかを馬何頭分に当たるかで表示したのが馬力です。
何故馬を例えて表しているのか・・・
昔は馬車で物を運んでましたから(笑)
だったら、1頭の馬の力はどれくらいなんでしょう??
そんなの分かりませんよね(笑)
◎馬力の数値
1秒間で75kgの物を1メートル動かす時の仕事率が1馬力です。
単位は各国で様々です。
英国ではHP
日本やドイツではPS
こんな感じです。
馬力とは継続的な力で、数値が大きければ大きいほどにスピードが出ます。
よって、より早く遠くへ運ぶ事が出来ます。
分かり易い表現をすると・・・
か弱い人におんぶしてもらうより、パワーのあるマッチョな人におんぶをしてもらう方が早く運んでくれますよね(^^♪
◎トルクの数値
トルクとは、車のタイヤを回すための力
自転車に例えると、ペダルを回す力です。
一般の人よりも競輪選手の方がペダルを回す力は大きいですよね。
この場合、一般の人よりも競輪選手の方がトルクが大きいということになります。
トルクが大きいとスタートダッシュが良くなります。
排気量がより大きい車の方がエンジンの爆発力も大きいので、トルクも大きくなります。
同じ排気量でも、気筒数が少ない方がトルクが太く感じます。
4ストロークと2ストロークでもトルク感は違います。
4ストロークの方がトルクは大きいですが、2ストロークの方が回転が立ち上がるのが早く加速が速く感じます。
トルクが大きい方が低速から一気に力が出るので、街乗りの多い方はトルクの大きな車の方が乗り易くなります。
また、登り坂でもトルクが大きい方がタイヤを回す力が大きくなるので、力強く登る事が出来ます。
予談ですが、ニトロを使ってエンジンの爆発力を大きくしてトルクを増やす事も出来ます。
チューニングカーに使われる手法です。
設定次第では、エンジンの馬力もトルクも2倍以上になります。
人気の映画{ワイルドスピード}にもよく使われていますよね。
エンジンの馬力やトルクの大きな車に乗ると、思った以上の加速が出来て楽しくなります。
「胸のすくような加速」
これを体感出来ますよ(^^♪
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