最近こういう相談があったので、今回はこのネタにしようと思います。
通常、車は20万キロを超えるようなレベルになると故障も多くなります。
日本では売り物にならないので廃車にするか海外に流す事になるのが多いです。
日本車の場合、レクサス車は走行距離が20万キロを超えたとしても中古車として販売される事が多いです。
車の故障箇所の発生頻度は、どんな車種でもほぼ同じです。
【走る・曲がる・止まる】
この基本構造はどんな車でも同じです。
それに使われる部品はほとんど同じです。
たとえレクサスであろうが他のメーカーであろうが、同じ考え方で設計されているからです。
レクサスの場合、大半の機械はトヨタ製なのでトヨタ車の耐久性だと思えば良いでしょう。
「レクサスは高い車だから、耐久性も他の車より優れている」
こう思い込んでいると、とんでもない間違いです。
では、何故レクサス車が耐久性が高いと思われているのか。
それは【レクサス車は、レクサス販売店によって定期的なメンテナンスがキッチリされているから】です。
レクサス車でなくても、車はキチンとメンテナンスをしていれば20万キロや30万キロでも普通に耐えうる耐久性を持っています。
◎20万キロ以上走った車を選ぶ際のポイント
レクサスの場合、最上級セダンのLSモデルでも走行距離が20万キロにもなると随分と手に入れ易いプライスになります。
しかし、先程書いた通りそれまでのメンテ次第で車の状態も大きく変わります。
レクサスの様な高級なブランドだと、車への愛着は一切無く「レクサスだから」という理由だけで乗る人も多く居ます。
こういったユーザーの場合、その車に長く乗るつもりが無いので定期的なメンテナンスもせず【乗りっ放し】状態となります。
その様なレクサス中古車も多く存在します。
では、どうやって判断すればいいのか。
一番判り易いのは、定期点検簿による確認となります。
そして、エンジンを掛けてみての確認ですね。
どんなに見た目の綺麗な車でも、ダメな車はエンジンを掛けたらすぐに判ります。
・エンジンの掛かりが悪い
・エンジンから変な金属音がする
・エンジンの振動が大きい
こういった感じで違和感を感じたら、購入を避けましょう。
そして、中古車を購入するのだったら試乗は絶対に必要です。
逆に言うと、試乗をさせてくれないお店では車を買わない事です。
【試乗させてくれない=その車に何かがある】
こう判断しても良いと思います。
試乗する際は、全神経を集中させて全身で色々感じる事が必要です。
・エンジンのアイドリングがおかしい。
・ATの変速ショックが大きい
・走行振動が大きい
・足回りから異音がする
試乗は嬉しくてワクワクしますが、冷静になってこの様な異常を感じる事が必要です。
近年の車、特に平成以降の車はレクサスに限らず、キチンとメンテナンスをしていれば10万キロ程度では何の不具合も無く走れる様になりました(リコールを除く)。
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