タイヤの寿命があるのってご存知ですか?
もちろん、タイヤが減れば寿命がくるのは当然です。
タイヤって、減らなくても経過年数で寿命がくるのです。
そこで、タイヤのチェックポイントを一緒に見ていきましょう。
タイヤの溝
タイヤの溝が減ると交換が必要になります。
では、タイヤの溝ってどういう基準で判断するのでしょう。
タイヤにはスリップサインというチェックポイントがあります。
タイヤのサイドを見ていただければ分かりますが、写真のこの白矢印のマークです。
このマークの位置にあるタイヤの溝部分を見ると、黒矢印で指した様な少しの盛り上がりがあります。
新品のタイヤと見比べていただければ分かり易いですが、タイヤが経れば減るほどにこの盛り上がり部分との段差が少なくなっていきます。
タイヤを確認して、この盛り上がりとの段差が少なくなってくれば、そろそろタイヤの交換時期となります。
タイヤのヒビ
タイヤはご存知の通りゴムで出来ています。
タイヤも使用年数が経過してくるとヒビが入ってきます。
タイヤにヒビが目立つ様になってきたら、交換時期だと判断して下さい。
ヒビが入るほどに劣化してくると、高速道路の走行中にバーストして大事故になる危険性も大幅にUPします。
タイヤのメンテナンス
ここで、タイヤのメンテナンスについても触れておきます。
代表的なメンテナンスとして挙げられるのが空気圧調整です。
タイヤの空気圧は低くても高くてもいけません。
低ければ走行中の抵抗が増加し燃費が悪くなります。
更に、タイヤの両端のみが減ってタイヤの寿命が短くなります。
高速走行ではタイヤ内の温度が異常に上昇し、スタンディングウェーブ現象でタイヤが波打ったりしてバーストの原因となります。
高ければ、タイヤの地面設置面積が小さくなりスリップしやすくなります。
タイヤの中心のみが磨耗し、タイヤの寿命が短くなります。
また、乗り心地の低下にもなります。
タイヤの空気圧値は、車によって違います。
ほとんどの車が、運転席のドアを開けた所に記載しています。
基本的に、この数値を参考にタイヤ空気圧をチェックしましょう。
タイヤの空気は自然に減ります。
月1回程度の空気圧チェックを推奨します。
タイヤの空気圧は、ほとんどのガソリンスタンドでチェック&充填が出来ます。
ガソリンなら月に1回は入れますよね?
その時、ついでに確認すれば「わざわざチェック」という感じにならないと思います。
タイヤの空気圧チェックといえば、トランクルーム内などに載っているスペアタイヤの空気圧チェックも忘れがちです。
スペアタイヤの空気圧は一般的に普通のタイヤよりも高めです。
パンクした時、いざ使おうと思ったらスペアタイヤの空気が入ってない!
って事にならない為にも、面倒でもスペアタイヤの空気圧チェックも行いましょう。
総括
タイヤは日頃のメンテナンスで寿命が大きく変わってきます。
タイヤは高い買い物となります。
日頃から気に掛けておく事で、余計な出費を減らす事が出来ますよ。
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